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呪術廻戦 〜生きた証 後編 〜

第6章 好きな人。



バコッ‼︎


「ーーー痛ッ‼︎‼︎」


真希さんが悠仁君の頭を叩いた。


「おい、質問したかったら正々堂々勝負に勝ってからだろーが?
恵もだかんな?」


真希さんに睨まれ小さくなる2人。


「・・何で俺だけ殴られたの…」
「・・・うす…」

「よしっ‼︎じゃあラスト一回戦やるか‼︎
最後1位になれば気になるあんな事やこんな事聞けるかもしれないゾ⁇」


嬉々としながらトランプを切るパンダ君を横目に、何だかあまり気乗りしないでいると、



「・・・こんぶ?」


私の隣に座っていた狗巻君が心配そうに顔を覗き込んできた。


『・・大丈夫だよ。』


口元に笑みを作り小声で答える。
そう、少し動揺しただけ…。



けれど、勝負事に弱い私は案の定ビリになってしまった。。




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