• テキストサイズ

呪術廻戦 〜生きた証 後編 〜

第6章 好きな人。



「つーか悠仁の顔、もう書くとこねーじゃん。」

「悠仁、頼むからこっち見るな。笑い過ぎて腹が痛い。」


すでに悠仁君1人だけ、ギャグ漫画のような顔面になってしまってい
た。


「何だよ〜皆んな色々描き過ぎなんだよー‼︎
あっ!つーか俺も語尾にニャン付けるやつで良くない⁈」


「・・・キモ。」「キモッ‼︎」「却下だな。」


「ちょっ、酷くないっ⁇」

「じゃあ悠仁には1位の俺からの質問に答えてもらうってのはどーだ⁇」

「えっ?パンダ先輩の質問に答えるだけでいーの?いーよいーよー!何でも答えるし!」


パンダ君はニンマリ。と意味深な笑みを浮かべた。



「ーーー悠仁の好きな人ってだ〜れ〜⁇」


パンダ君の質問に全員の視線が一斉に悠仁君に向けられる。

悠仁君は何か考えるように斜め上に目線を向け、頬のあたりをポリポリと掻いた。


「好きな人⁇んーー…好きな人かぁ…」


そしてちょうど向かいに座る私と目が合うと僅かに首を傾けた。


「さん、、かな?」


「「・・・・・。」」


『・・・・・わ、私⁇』


思いもよらない答えに私は目を丸くした。


「あっ、困らせちゃったらゴメン!
でも、好きな人って考えた時、思いついたのがさんだったんだよね。それってそーゆー事でしょ?」


あまりにも直球に気持ちを伝えられ、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
こんな風に言われたのは生まれて始めてだ…。



/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp