第13章 ☆ お披露目 * ロー視点 ☆ ④ ☆
イッカク)「へー。なんか意外ですね」
いつから聞いてたのかイッカクが飲み物を持って立っていた
イッカク)「はい。どうぞ」
そう言って俺達の前に飲み物を置いたイッカク
礼を言って受け取りコーヒーに口をつける
そのまま席に座って一緒に話し出す
シャチ)「何が意外なんだ?」
イッカク)「え?だってキャプテンだよ?無理矢理にでも仲間にするのかと」
ペンギン)「あー。確かに」
ロー)「お前ら」
「「「ごめんなさーい」」」
シャチ)「でもまじでもったいないよなー。あんなに綺麗で強くて優しくてイタズラっ子みたいにノリも良くて、なにより笑顔が可愛い!」
イッカク)「うんうん。あの子はいい子だと思うなー。絶対に裏切らないって言うか裏切れないタイプだな」
ペンギン)「まぁあんだけ良い子なら恋人の1人や2人…」
シャチ)「おい!やめろー!あんな子が恋人とか…羨ましすぎる!」
シャチが机をバンバン叩いてる
ロー)「シャチやめろ。うるせぇ」
イッカク)「えー。あぁ言う子は一途だと思うんだけどなー。例えば好きな人がいてもその人が夢を追いかけるなら邪魔しないってゆうか一緒に頑張ろうとするタイプ」
ペンギン)「おぉ!男を立てるタイプか!」
イッカク)「んー。立てるって言うか自分より自分の大事な物を大切にして欲しいって思ってそうなタイプ。自分の夢じゃないのにその夢を守る為なら傷ついても構わないみたいな。危なっかしい子だと思うなー」
シャチ)「…女ってすげー」
ペンギン)「俺はイッカクがこわい」
イッカク)「えー。キャプテンもそう思いますよね?」