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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第4章 ★ 初めまして * 夢主視点 ★ ③ ★







「まぁいいや。にしても…初めて乗る船が…まさかの海賊船とはねぇ」




私の呟きはお兄さんに聞こえてたらしい




ロー)「…初めてだと?」

「…なに?私に興味湧いた?」




ニヤニヤしながらお兄さんを見たら睨まれた




「もぅ。眉間の皺、取れなくなるよ?」

ロー)「余計なお世話だ」

「ふふっ。お兄さん可愛いね」




私は笑いながら言ったら余計に睨まれた



そしてお兄さんは『また来る』と言って部屋から出た




さて、どうすっかな


私は周りを見回した


ここは医務室で間違いないだろうな
それもそうか
治療してくれたんだもんな


に、しても
アルコールの匂いが凄い
アルコール以外の匂いも凄いけど
船の中の医務室ってこんな感じなんだー


へぇー


私は立ち上がり棚の中にある薬のラベルを見た



え、待って、読めないんだが…

は?なにこれ
そんな事ある?



手に取って蓋を開けて匂いを嗅いでみた
嗅いだ事ない匂いだ
ちょっと舐めてみようと思って手に出して舐めてみた
味は特にないな


なんだこれ?


他の薬のラベルを見るがどれも読めなかった




お兄さんとの会話でもおかしな事ばかりだ…




やっぱり…ここは私がいた世界…じゃない?



もう世界事疑いたくなるレベルなんだけど…

それなら話は早い気がする



自然と眉間に皺が寄る
疑問だらけだ



ここが…もし違う世界なら…


色んな意味で…ヤバくない?



ってか

「文字は読めないのになんで言葉は通じるんだ?」
































そう呟いた時…ドアが開いた









ドアに目を向ければそこにはお兄さんが立っていて


こわーい目と目が合っちゃった






だったー

『また来る』って言ってた



あ、これはまずかったよな?
勝手に漁ってるんだもん




戻ってくるの早かったなー
それもそうか





ミスったな





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