第11章 どうしたもんか
朝食を済ませ
レ「そろそろ帰るか。」
キ「そうねぇ~、桜色々ありがとね。」
『…うん。』
キヨが話しかけると、目を合わせない桜。
キヨが気になり近付こうとすると
ヨ「2人共送るよ!」
ヨシヤが声を掛けてきたので、やめる。
玄関まで3人を見送る。
ク「3人とも気をつけてね!」
『…。』
レ「お邪魔しました!」
キ「じゃあね、桜。」
『…うん…。』
やはり目を合わせない桜。
先に行った2人を追い掛けるキヨを見ながら
(やっぱり昨日の事覚えてないんだ。何か私だけ気まづいの馬鹿らしいなぁ。)
2人は部屋に戻る。
桜は、部屋に戻ると疲れと緊張が解けたからなのか、そのまま眠ってしまった。