• テキストサイズ

出会いは突然に

第19章 歌声


3時間程粘ったが、結局納得が出来ず2曲だけ仕上げて終わりにした。

ク「ふぅちゃんごめん、遅くまで付き合わせて。」
「大丈夫ッスよ、ついでに俺の楽曲も作って貰ったんで、プラマイゼロッス!」

♪♪~
クレハのスマホが鳴る

ク「もしもし?桜ちゃん?うん、うん、分かった!今終わったから向かうね!」
「お友達ッスか?」
ク「うん、今外にいるから合流出来る?って連絡。」
「そうなんスね、食事にでも誘おうと思ったんスけどね。」
ク「え?嫌に決まってんじゃん?」
「何でッスか!?」
ク「ふぅちゃんと二度とご飯食べに行かないって決めてるから。」
「まだ、あの事根に持ってるんスか…。」
ク「当たり前じゃん!私ふぅちゃんの彼女じゃないのに、ご飯食べてたら知らない女の子が来て、水掛けられて叩かれたんだよ?!無理!」

数年前、2人が食事に出掛けた時、当時風麗が付き合っていた彼女に、浮気と勘違いされクレハは、酷い目にあっていた。
この男、天性の男女好きで、手当り次第手を出している。

「あれは、本当申し訳なかったッス!」
ク「ふぅちゃんそのうち刺されるよ…。」
「いやぁ、ちゃんと割り切った関係だって相手にも同意を、得てるんスけどね!」
ク「本当最低。」
/ 202ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp