第3章 はじめての一目惚れ(爆豪勝己)
爆豪side
今日は、土曜授業で午前中だけ授業がある
俺の周りで、アホ面としょうゆ顔、クソ髪が、ある大学の学祭が有名で、今日やっているという話題で盛り上がっている
「授業終わったらさ、4人で行かね!?」
「楽しそうだな!行こうぜ!」
「JKももちろんいいんだけど、JDのちょっと年上な感じいいよな~」
「爆豪も行くだろ!?」
「俺はパス」
「えええ、いこーぜーーー」
(めんどくせぇ、、)
そう思っていたが、本当になぜか行ってやってもいいか、という気持ちになり、授業終わりにそのままその大学に向かった
大学に入る前から、にぎやかすぎる状況に嫌気がさしてもう帰ろうかと思ったその時、
出店にいるその女が目に入った
忙しそうにしているその女から、目が離せずにいると
「あれあれ~、かっちゃ~ん」
とアホ面が肩に手をまわしてくる
もう片方からは
「あ~あの子、かわいいな~、爆豪のタイプはあの子か~」
と、しょうゆ顔がにやにやしている
「ワッフルだってよ~、食べようぜ」
とこれまたニヤニヤして、女のほうを見ているクソ髪
「ちげーわ、クソがァ!」
なぜか少し恥ずかしくなって、違うほうに歩こうとすると
「ワッフル食おうぜ、かっちゃ~ん」
と、肩に手をまわされたまま、そちらのほうへ連れてかれた