第3章 はじめての一目惚れ(爆豪勝己)
香澄side
なんとか1時間を終わらせ、私服に着替える
このあと、本当は友達の理沙と、学祭を回るつもりだったんだけど、、、
(あのイケメン4人組は本当に来るのだろうか、、、)
理沙に『店番終わったよ~!校舎の入口で待ってるね!』
と送ると、すぐに『OK!♡』と返ってきた
(しばらく待つか~)
とリップを塗りなおすと、、
「おい、お前、ちょっと付き合えやァ」
「え?」
「付き合えって言ってんだよ」
(なんだこの状況は…)
先ほどの4人組の中で、1番女の子に興味のなさそうな彼が、1人で私に声をかけに来た
「い、いや、、あの、友達が、、、」
「香澄~!」
と声のほうを見ると、先ほどのイケメン3人と一緒にこっちへ来る友達
「なんかさっき声かけられて、一緒に回ることになった~!」
アハハ!と笑いながら、もうすでに仲良さげな私の友達とイケメン3人、、、
(さらになんだこの状況は、、、)
雄英高校の制服を着た彼らに、いきなり声をかけられて学祭をまわることになった
ちら、と横を見ると、すごい不機嫌な様子で歩いてらっしゃる、、
「でさぁ!俺たち雄英のヒーロー科なの!やばいっしょ!」
「えぇ!電気くんたちイケメンでヒーローとかもうすごすぎ!天才じゃん!!」
「でしょでしょ~!」
と一方は、大盛り上がりの様子