第2章 再会(澤村大地)
香澄side
澤村くんに助けてもらったあと、葉月も本気で飲み会に加わり、記憶がほとんどない
うすらうすら、澤村くんに送ってもらう流れになって、、
会えるのは最後かも、なんて思ったら、離れたくなくなって、、
わたしから、、キスしたり、。誘ったり、、?
ばっ!!!!
と音をたてるように起きた
夢の中で、夜のことを振り返っていると自分がしてきたことの恥ずかしさをだんだんと認知してきた
「、、ん、?、菊川、、?」
そばで寝ていた、澤村くんも目を覚まして、、
「ごめん!!!!」
最大級に謝った
「昨日のこと、、はっきり覚えてるわけじゃないんだけど、、
なんかすごい澤村くんに対して、、恥ずかしいことばかり、、」
消えて無くなりたいと思い、顔を手で隠す
「いや、ぜんぜん!俺は大丈夫!」
「本当に朝までいてもらっちゃってごめん、、」
申し訳ない気持ちで、いっぱいになっていると
「いや、朝までいたのは俺の判断で、ちゃんと言いたいことあったから」
「え、?」
顔を見ると、あまりにも真剣な様子だから、目が逸らせなかった
「中学の時から、ずっと菊川のことが好きだ
正直、昨日菊川の可愛い姿をみて、我慢できなくなりそうになったのも事実だ
でも、俺はちゃんと言ってからって決めたから、朝まで一緒にいてちゃんと言おうと思って、、て、菊川?」
あまりの衝撃に、空いた口が塞がらない
(まさか、同じ気持ちだったなんて、、)
「おーい、?菊川、聞いてるか??」
と笑いながら言って、私の手を取り
「もう一度言う
俺は、菊川が好きだ、俺と付き合ってほしい」
と目を見て言ってくれた
(嬉しい、、!)
「わ、私もずっと澤村が忘れられなかった、
これから、よろしくお願いします、!」
と言って、笑顔で抱きついた