• テキストサイズ

いろいろ詰め合わせ(短編)

第1章 素直になれば(宮侑)


香澄side

私、菊川香澄は、超絶モテ男・宮侑とは
いわゆるセから始まるそういう関係である


そのことの発端になったのは、私が治のことが好き
っていうのをちょうど聞かれてしまい、
バラされたくなかったら言うこと聞きや、からの流れが始まり



顔はカッコいいし、正直モテるのは治より侑やけど、
私はやっぱり治が好き。


中学の時に、いじめられた私を助けてくれたから。


その時から、話す機会が少しずつ増えて、今では遊びに行けるくらい仲良くなったのに、、



正直侑は、顔はいいしバレーもうまいけど、超女好きだし、絶対性格悪いし、、



(現に人の弱み握って、人の恋路を邪魔してくるくらいだもんね)


そんなことを考えながら、今日も放課後にサッカー部のマネージャーの仕事が終わって、片付けと着替えのためにグラウンドから更衣室に向かう



その時に、バレー部が練習してる側を通るんだけど、

今日は、たまたま聞こえた会話が角名くんと治、侑が話してるところだった


「ツム、香澄とどうなったん?」
と角名くん


わたしの名前が聞こえて、思わず立ち止まって聞いてしまった



「いや〜めっちゃ身体の相性ええねん、もういつも最高!
サムはなんかないん?」

「うっさいねん、お前キモいで」

と、ドン引きの治の声


その時、私は固まってしまい、しばらく動けなかった

というのも、侑とセの関係が始まる前に
脅されてる時点での、私からの唯一の条件が

『治には言わない』

だったから。




ショックと、腹立たしさによって、その日から侑への連絡を絶った
/ 243ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp