第1章 素直になれば（宮侑）

香澄side

いきなり手を掴まれて、連れてこられたのは誰もいない保健室


ネクタイを乱暴に解きながら、わたしを抱えてベッドへ移動する

「ちょっと侑！待って！ねえ！」


「うっさいねん、黙っとき」


ドサッとおろされて、いきなり組み敷かれる

「いや！やめてよ！なぁあつむ！」


抵抗は全力でしているが、ボタンを外されて、
シャツをまくられ、ブラが丸見えになった


この全ての行動のときの、侑の顔は眉間に皺を寄せ、
MAXでイライラしている


(こんなんでしたくない！)


ブラに手をかけ、外されそうになったとき、
思い切り、平手打ちをかました

パチンっ！

「いい加減にしぃや！バカ侑！あんたなんか嫌いやぁ！」

ボロボロと涙を流し、しゃくりあげながら最後の抵抗

確実に赤くなるだろうというくらいのすごい音を鳴らして、思いっきり平手打ちが当たった

「すまん、、、頭冷やす」

そう言って、侑は外に出ていった







なんでこんなことになったのかと言うと、、
さかのぼること3日前