第2章 再会(澤村大地)
澤村side
そのまま、家を聞き、一緒に歩く
しばらく静かに歩いていたが
「しゃわむらくん、、?」
と突然話し出す菊川
「ん?どうした?しんどいか?」
「ううん、、あのね、、わたし、じゅっと言わなきゃって、、
思ってたことがあって、、」
腕にしがみつきながら、1つ1つゆっくりと話す菊川
「あのとき、、にげてごめんなさい、、
あのあともはじゅかしくて、、話せなかった
すきっていえなくてごめんなさい、、
しゃわむらくんは、、いちゅもわたしのこと、、
たすけてくれたのに、、」
と泣きそうな声で、涙目で、赤くほおを染めて、必死に伝えてくる
(か、かわいすぎる、、!)
思わず、目を逸らして、ふぅ、と一息つく
「俺も、、ずっと菊川が好きって言えなかった
菊川だけじゃない、、一緒だな、俺たち」
そう伝えると、少し驚いた表情を見せて、すぐにふにゃりと笑って、わざとかそうじゃないかはわからないが、膨らみをぎゅっと押しつけるように俺の腕に抱きついた
(ずっと、やばいんだが、、!)
こぼれ落ちていく理性をなんとか保ちつつ、菊川の家について、ベッドまで運ぶ
「しんどくないか?」
横にして、今にも寝そうな菊川に問いかける
「、、うん、、」
「勝手に触るぞ」
と一応確認し、カップを探し、水を入れ菊川に持っていく
「飲めるか?
俺、帰るけど、大丈夫か?」
部屋に入ってから、菊川の匂いが鼻を通るたび、さらに理性がこぼれ落ちていく
ここにいては、いけないと思い、帰りを急ぐ俺とは裏腹に、なんとまぁ色っぽい表情で水を飲み、こちらをみてくる