第17章 名前も知らない彼(ホークス)
ホークスside
まさか彼女がいるなんて、思わなかったためすごく気分が上がった
もちろん上がったのだが、、
(なんしようと、、)
大きく空いた胸元から見える白い肌に、短いスカートから伸びる白い足
それだけに限らず、時間が経つほど彼女の頬がピンク色になっていって、目もうるうるしている
普段しっかりしている彼女をみていた彼女の知り合いも、今日初めて会う野郎も、彼女たちをみて浮ついているのがわかる
(あぁ、、早く彼女と2人になりたい、)
そんなことを思いながら、少しイライラしていると香澄さんの連れがトイレに行くのが見えた
すると、周りにいた野郎が近づこうとしているのがわかって、思わず俺は彼女の元へと近づいた
「香澄さん、ちょっと、いいですか、」
「ん?あ、ホークス〜」
ふわふわとしている彼女は、いつもの何倍も破壊力がある
思わず我慢ができなくなって、俺は彼女の手を引いて、会場を出た