第16章 ヤキモチ(爆豪勝己)
香澄side
意地悪そうに笑いながら言う彼
「、ほんとに、いじわる、、」
恥ずかしい気持ちと先に進みたい気持ちが葛藤しているが、後者が少しだけ勝っている
腰をあげ、彼のベルトを外し、ズボンとパンツを下ろす
(い、いつみても、、)
雄らしさにさらなる恥ずかしさが湧いてきたが、もうそんなことを気にしている理性すらない
すると、
「おい香澄ー?
センパイだろがァ、俺の上で動けヤァ」
また意地悪そうにニヤリと笑って寝転がる彼
「、っ、!?、、もぅ、」
恥ずかしさで死にそうになりながら、私ももう我慢の限界なのもあり、またがってそれを自分の蜜で溢れている自身に充てる
「っ、、」
ヌル、と勝己くんのそれがわたしの割れ目をなぞり、少しずつ腰を下ろしていく
「ぁっ!、、ンン、はぁ、、」
ゆっくり最後まで入れると、奥に当たっているのがわかる
「、っ、入ったなァ、、?
次は、どうすんだよ?」
勝己くんの目が少し血走りながらも、私をさらに挑発してきた
「、っ、!!」
ずっと恥ずかしい気持ちを抱えながらも、腰をほんの少し浮かし、ゆるゆると動く
「、ぁ、、ンン、、っ、、」
奥に彼のものがあたり、キュと自分の中が締まるのがわかる
(これ、深い!)
「アっ、、んん、、ふぅ、、ッ、」
緩かった動きが、少し激しくなったその時、
「、クソッ、!、、きもち、、」
と彼の甘い声が耳に届いた
彼の顔を見ると、目を瞑って眉間に皺を寄せながら、快感に耐えている
自分の動きで、愛しい彼が気持ち良くなっているのが嬉しくて、思わず、キュンと鳴って少しだけ、動きを早めた
「おまっ、、!クソっ、余裕かよ、!」
そう言って、ニヤリと笑うとわたしの腰をガシ!と掴み、ガツガツと下から突き上げてきた
「アぁ、!?、んっ、、はぁっ、、ッ、」
パチュん、!パチュん、!と肌と肌が当たる音が、いつもとは違う風に自分の中に響いてきて、限界が早くも近づいてくる
「、ぁ、、あっ、、だめ、っ、、!いっ、ちゃう、、!」