第16章 ヤキモチ(爆豪勝己)
香澄side
下から奥にくる激しい快感に目の前がパチパチとしだした時、動きを止める彼
「、はぁ、え、?、はぁ、」
イク寸前で止まった動きに、体が熱く疼く
下に寝転がる彼は、相変わらず意地悪そうに笑っている
「香澄、どうしてほしいか言え、」
「な、んで、、今日そんなに意地悪なの、、」
思わずムッ、とすると、
「あ、?そんなん、っ、!」
言おうとした口を閉ざし、プイ!と横を向く勝己くんの顔は少し赤い
「勝己くん、、?」
もしかして、、?と思った瞬間、彼の眉毛が吊り上がり
ガツン!と下からまた突き上げてきて、私の思考を停止させてきた
「アぁ、、!んっ、、まって、、!、ぁぁ、、ッ、」
「うる、せぇ、、っ、!!、、言えよ、!イかせて、くださいって、よぉ!?、っ、」
ズン、ズン、と再来する快感に、耐えられず、
「、イ、きた、い、!!っ、、ア、、イかせ、て、!」
そういうと、中の勝己くんがさらに大きさを増して、奥をさらに快感でいっぱいにしてきた
「、アァ、、っ、も、だめ、、ッ!、、アアッ、、!!」
あっけなく果てた私の後、すぐに勝己くんも、ビクビクとしてゴムの中に欲を勢いよく出した
・・・
片付けて、しばらく横になってくっついていると、私はふと思い出して聞いてみる
「ねぇ、勝己くん」
「なんだよ」
「さっき、なんて言おうとしたの、?」
「、っ、」
しばらくそっぽを向いて黙っている勝己くん
「ねぇ、」
「うるせぇ、、」
「気になる」
「、、はぁ、、」
ガバ、と勢いよく身体を起こし、ガシガシと頭を掻くと
「、ヤキモチ、、だわクソが、、」
ボソ、と聞こえるか聞こえないかわからないくらいの声量でそういうと「風呂!!!」と言って行ってしまった
(可愛い、、)
そう思って、勝己くんを追いかけた
fin.