第11章 文化祭(宮侑)
香澄side
しばらく抱きしめ合いながら、彼の匂いに堪能したあと、ふと周りの騒がしい声に意識が移る
「侑、そろそろ文化祭戻らへん、、?」
(せっかくやし、、このまま侑と一緒にまわりたいな、、)
そんなことを思って、背中に回した手を彼の胸板に移動し、体を離そうと押し返す
「せやな〜」
侑も私から少し体を離したため、
「やった〜!」
と言って、教室のドアのほうへと向かおうとする私を、侑はいきなり掴んで、私の唇を塞いだ
「ん、!?、、ちょ、っ、、ン、」
ちょっと、と言葉を発そうとして口を開くと、侑の舌が口内を犯しにくる
「んん、、ッ、はぁ、、ぁ、」
くちゅくちゅ、と激しく唇を求められ、私の足の力が抜けていこうとしていた
「、まっ、、あ、っむ、っ、、はぁっ、、」
やっと口を離してくれたと思い、彼を見上げる
「、っ、あつむ、??」
「、香澄、、誘ってるやろ、、」
「なっ、!誘ってない、!」
逃げようとするも、私の腰はがっちりと侑にホールドされていて、抜ける兆しすらない
「あー、、あかん、、ムラムラする、、」
「きゃっ、!やめて!」
スルリと服の裾から手を忍ばせ、横腹から胸の下にかけてさすってくる
「香澄、ちっこいから谷間が見えてんねん、、」
「んっ、!?」
制服の胸元を見て少し顔を歪ませると、私の首元に顔を埋め、ちゅ、ちゅ、と何度もキスを落とす侑
「やっ、ちょ、、んん、、」
再度口を塞がれ、深いキスに頭がクラクラと私の理性も奪っていく
その間にも、侑の手は私の胸へと進んでいて、やわやわと揉み始めた
「ン、、ぁ、っ、、んっ、」
「香澄、、なんかあかんことしてる気分や、、」
私の腰をさらにグッと引き寄せると、自分の硬くなったそれを私の下腹部へと押し付ける
「あ、つむ、、ここじゃ、だめっ、、」
「、っすまん、、ちょっとだけ、我慢できへん、」
私の体の向きを反転させ、手を壁へとつけさすと、器用に私のパンツを下ろし、その間に自分はカチャカチャとベルトを外し、私の割れ目へと自身を当てる