• テキストサイズ

いろいろ詰め合わせ(短編)

第10章 愛という名の呪い(五条悟)


香澄side



(ダメダメ、、絶対ダメなんだから)



彼への気持ちに気づきそうになる自分を無理矢理のように抑え、彼へ向けていた目線を下に戻し、料理の続きを始める




玉ねぎをサク、と切った時、


「、きゃっ、!」



ちゅ



急に後ろから抱きしめられ、首筋にリップ音が鳴った



それと同時に、ピク、と反応するわたしの体


「え、、、!?ちょっと、なに、!?」


「香澄、、緊張してる?
体固くなっちゃった、、かーわいー、、」



「、ゃっ、、」


(そんな、!耳元で、!)



耳のそばで響く、彼の低い声に体がさらに強張る



「さ、さとる、からかわないで、!」



「えー、、心外だなー、ぼく、本気なのに」



グッと彼の硬くなった下半身を腰に押し当てられる


「、ぁッ、!、」


「ね、??」


そういって、次は耳にちゅ、とキスを落とす


「、ん、、」


ゾワ、と体が震え、自分の口から甘い声が漏れる



すると、悟はふぅ、とひと息吐くと、腰に回した手で私の顎を掬い、上に向かされる



「やっば、、エロい顔、、」



目元を隠してるにも関わらず、私の顔が見えている様子の彼は、ニヤリと笑うとそのまま顔を近づけてくる



「やっ、!んんっ、、」



何度か触れるだけのキスをすると、唇の間を割って悟の舌が私の口内を犯す



「、っ、ンン、、ゃ、」


ちゅ、くちゅ、。


と甘い音が部屋に鳴り響いているような感覚に陥る



「、ん、、ッ、、」



「はぁ、、やば、、

もっと、香澄のこと見たい、」



そういった彼は、目を隠していた布を外し、私を見つめる




(この目、、ずるすぎる、、)




吸い込まれそうなほどの透き通った目に見惚れてしまう


すると、後ろから抱きしめられていたのが、体を反転させられ、正面で腰を引かれる


表情や態度とは正反対の熱で、相変わらずの主張をする彼の下半身



「そんな、可愛い顔で男を見つめちゃダメだよ、?」



そう言って目を細め、また近づいてくる綺麗な顔



「まっ、」



「もう、待たない」



さすがにやばい、と思った私は、ただ彼の顔を覆おうとすると、いとも簡単に両手を片手でさらい、上で固定される





/ 243ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp