第7章 守りたい人（宮治）

香澄side




「治っ、、お風呂、行こや」




じっと見つめられ、耐えられなくなった私は、お風呂を提案し立ちあがろうとするが


「あかん、、」


と言って、顔を寄せた治に、唇を奪われた



「ンっ、、っ、、ぁ、」



最初から激しいそれに、治の服をぎゅっと掴み、必死についていく



ちゅっ、、ちゅぅ、、



「ッ、、ンン、、はぁ、」



息が上がり、クラクラしてきたとき、彼の手が服の下に侵入し、私の胸に伸びる



「アっ、、ん、、ゃ、」



ちゅ、と鳴らし、少し離れた彼



「香澄、ええか、、？」



そう小さく聞いてくる彼は、少し眉間に皺を寄せ、余裕のなさがあらわれている

普段見ることのない彼の姿に、キュンと胸が鳴って、私は俯き頷いた



「きゃっ、、」



頷いたのを確認すると、治は軽々しく私をお姫様抱っこして、布団のところまで運んでいく



「お、おさむ、っわたし、重いから！」


「なにいうてんねん、軽すぎるくらいやわ」



激しく動揺する私に、小さく笑い、布団にそっと下ろしてくれる


あまりの恥ずかしさに顔を逸らす


「こっち、向いてや、」


私を見下ろす彼は、男の人の顔をしていて、今から自分たちがやることを心の底から感じさせる


「や、はずかし、、」


一度顔を見たものの、あまりの恥ずかしさに再度顔を逸らしてしまう


すると、治の手が優しく顔を包み込んだと思ったら、強引に上を向かせ


「今から、もっと、、恥ずかしいことすんねん、」


と言って、噛み付くように、深いキスを落とした




「ンっ、、ぁ、、んん、」



下腹部がだんだんと疼いてくる感覚に戸惑いつつも、彼の首に腕を回し、さらに深く落ちていく



ちゅぅ、、ちゅ、、



すると、彼の手が服の下に入り、私の脇腹をスッと撫でる


「、っ、！」


くすぐったいような感覚に、体がビク、と震え、首に回した腕にさらに力を込める



その間にも手は止まることを知らず、膨らみに触れて、優しく撫でる



「ぁっ、、ン、、」



さらに体が熱くなっていく