第8章 貴方の腕の中で【幸村】
しばらく寝て目が覚めた。
先輩はまだ寝てる。よっぽど疲れさせちゃったかな?
シャワー先に浴びよ。っと動こうとしたら手を引かれた
『〇…おはよ…』
「起きたの?おはよ」
『どこ行こうとしてたの?』
「そのまま寝ちゃったからシャワーに」
『まだ行かないで』
そう言うと後ろ向きに抱きしめられる形になった。
「じゃあもうちょっとだけね」
『ねぇ〇。俺は君の事が好きみたいなんだ』
「ん?」
『中学の最後のあの時から他の人とも付き合ってみたけど〇の事忘れられなくて。』
「うん。」
『色んな人に〇の事知らないか聞いて今は彼氏いないってのがわかったから今回誘ったんだけど、俺じゃダメかな?』
「ダメじゃない。でも10数年は時間かかりすぎだよ?」
『フフッ。そうだね。これからはもっと長い時間一緒に過ごそうね…。』
「もちろん。先輩大好き。」
『俺も君が大好きだよ。』
END