第2章 君との出会い
イタリアSide
ずっと気になっていたんだ
あのキレイな歌声
家中を掃除しながら探しているけど声の主は見当たらない
一度でもあってみたかった
自分で探していてもキリがないからハンガリーさんに聞くことにした
イタ「ハンガリーさん、俺達以外に国の使用人さんっているの?」
ハン「えぇいるわよ彩花ちゃんて言う子よ」
イタ「彩花ちゃん…?」
ハン「そう、会いたいの?」
会いたい、会って話してみたい
きっとその子だ
あのときキレイな歌を歌っていた子は…
イタ「うん!会ってみたい」
ハン「そうねぇ…私が声をかけても多分会えないかもしれないわ」
イタ「え?どうして?」
ハン「彼女、男の人が苦手でね、引き籠もっちゃってるの」
苦笑しながらハンガリーさんは“オーストリアさんにも最近少し慣れてきたのよ“と言っていた
どうしよう…