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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第4章 友達って良いよね






思わず素が出てしまったまゆ。織田は何かを訴える女子の眼差しに負けてしまった様だ



織田「…わかった。何時か手合わせしてくれたら今は問わん」

まゆ「ありがとうございんす 。絶対手合わせしんしょうね。楽しみしていんす(鬼の動く気配は今の所ない…何処に居る?客か遊女かどっちだ…)」



まゆは鬼の気配を探りながらも時々他の遊女や殿方、織田との会話を楽しんでいた。他の遊女もそれぞれ客と話をしている



桜唄「織田様、月詠は今日入りたてでありんすから、優しくしてやってくんなまし」

織田「わかっとるわwww誰も意地悪なんかしとらんだろ。のう、月詠」

まゆ「はい、織田様は優しいでありんすから。桜唄姉さんも優しいでありんすねぇ。そう言えば、ここら辺で妙な噂を聞いたんでありんすが 、わっち それが怖くて…」



とりあえず情報収集に動き出したまゆ。話題がないからなのは内緒だ



織田「確かに妙な噂はある、鬼が出て人を食らうとか何とか。あくまでも噂の域は出とらんけどな」

水輝「わっちも聞きんした 、若い衆や遊女が居なくなるとか…でも若い衆筆頭の冠城が首にしたからとか言っていんしたよ。ほら、麻乃ちゃんや井戸田が居なくなりんした時も」

花梨「若い衆は兎も角、遊女を冠城が首にできるのでありんしょうか。楼主様は何といってるのでありんすか?」

まゆ「(怪しい…今夜、天道様に報告だ。あぁー!なんか抱っこ不足だ…)」



まゆが話を振ると皆が噂を話す。まゆにとっては、かなり都合が良い



まゆ「(帰りたくなっちゃった…)」



早く任務を終わらせて縁壱に甘えたいのだ。まゆは気が付いていないが、縁壱の抱っこに依存しつつある



前田「拙者は、花巻と云ふ遊女に會うと消え失せる等聞おる」

水輝「まさか花巻ちゃんが鬼だなんてことはないでありんしょう 。普通の子にしか見えないでありんすが…」

まゆ「そうなんでありんすね、怖い話でありんすなぁ〜(鬼は一体ではないの?場合によっては一人では対応出来ない…天道様は近くで見張ってるのでしょうか)」



状況を考えると不安になり、自然と表情が暗くなってしまう



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