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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第3章 運命の歯車






日もかたむき始めた頃、隼人がまゆの荷物を持ち、日柱邸を訪れた。隼人は居間に通され、三人で今後の話を進めていく



隼人「縁壱、妹はまだまだ子供だが、我慢強く忍耐もある。料理も裁縫も得意で何処に嫁に出しても恥ずかしくない。よろしく頼む」

縁壱「隼人殿、ご安心ください。流石は御影家の子、まゆは真に出来た子でございます」

まゆ「隼人兄さんそれは何の挨拶なの!?お見合いでも嫁ぐでも無いですからぁー残念!!縁壱お兄様も乗らない!!」



隼人と縁壱はビシっと正座をし、真面目な顔で話していたがまゆは思わずツッコミを入れた。この時、まゆの頭の中には『混ぜるな危険』という言葉が浮かんだという



隼人「まゆ、俺は至って真面目な話をしておる故に少し黙りなさい。縁壱、煩い妹ですまない。こういったところがまだ子供でな」

縁壱「いえ、賑やかになるというもの。まゆのおかげで、この屋敷に華が咲いた様だ」

まゆ「んー?ん、ん…」



まゆは遂に考える事を止め腹筋を始めてしまったのだった。だって疲れるから、主に心が



縁壱「合間に鍛錬とは感心な事だ」

まゆ「元気があれば何でもできる!」

隼人「今日も元気で何よりだ、ハッハッハ!とりあえず今後の話しをするから大人しく聞いていなさい」



まゆは『はっ!私まで何やってるの!?』と漸く正気に戻ったらしい。その後話は進み、まゆが縁壱に保護されてからの流れや、継子にした理由と暫くは入隊させないという事などを詳しく話した



隼人「そうだったのか…ありがとう。縁壱が居なければ妹は今頃この世に居なかっただろう。感謝する!それにしてもまゆに日の呼吸が使えるとは真に驚いた」

縁壱「まゆならもしやと思いましたが、まさか今日の今日とは…」



隼人と縁壱はまゆを、まじまじ見ながら話している。まゆは『穴を掘ってでも入りたい!!』と心の中で叫ぶ程に恥ずかしくなり、ただ無言で俯いていた



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