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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第33章 悪阻と過保護なパパ達






受胎した次の日から本格的に悪阻が始まった。巌勝さんは「夜は任務前に煉獄家に送るから一人になるな」って言うけど、母上だって寿火のお世話が有るから世話になるわけにはいかないわ。それにいち早く現場に行かなきゃダメじゃないのよ



縁壱「今日から私も任務に行く日が増えるが大丈夫か?私の分も兄上にお任せした方が良いだろうか…」

巌勝「私一人でも縁壱とまゆの分の任務はカバー出来る。煉獄家に行かないのであれば、やはり縁壱に居てもらうしかなかろう。それか逆に縁壱が私達の任務をすかだな」

まゆ「夜はなるべく子供達が来るって言ってるみたいだから大丈夫よ。父上も杏寿郎も非番には来るって、さっき鎹鴉が言いに来たでしょ?心配いらないわ」



二人は眉毛を下げている。心配してくれるのは嬉しいけど任務はしてもらわなきゃね



巌勝「無茶を止める人間が居ないとなると少々不安だ…」

縁壱「同感です。結界の中なので鬼は来ないでしょうが、稽古をするのではと…」

まゆ「いくらなんでも稽古は流石にしないわよ。ほらほら夕方になるわ。任務の支度してらっしゃいな」



いつ鎹鴉が伝令を言いに来るか分からないんだからね!



巌勝「美智乃、智勝…パパはお前達と離れたくないのだ。しかしママが任務へ行けとパパを邪魔にする…」



巌勝さんが私のお腹に顔をスリスリしながら中に居る子供達へ涙ながらに話しかけた。ってか本当にもう名前付けたの?



まゆ「名前付けるの早いよね。お腹の子達に訴えかけてもダーメ!!鬼殺隊としてやらねばならない事をしてね。お願いよ…」



身体怠いからいい加減横になりたい。尚も動こうとしない男達に効く言葉はないものかしらねぇ…



美月「今夜は私が居るから大丈夫だよ。お父さんも伯父様も駄々こねてないで支度して!」

まゆ「みっ、美月!?」



突如として美月が現れた。山のように食材が入った買い物カゴを持って



巌勝「いつから居たのだ。全く気配も感じなかったが…」

美月「伯父様が、無茶を止める人間が…って言った辺りからアストラルサイドに居たよ。なんか面白いから見てた(笑)」

縁壱「来てくれたのか。美月が居れば安心だな」



巌勝さんと縁壱さんは、よっぽど安心したのか「ふぅ」と息をつく




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