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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第30章 こんなの初めて…〜second wedding〜と後日のお話






巌勝「うむ、少なくとも竜よりはマシだろうな。で、仕事とは何だ。鬼灯殿の的か?」



巌勝さんはドン引きしているのか哀れんでいるのか顔を引きつらせている。それは何の的だか…まさかアノ金棒の的を想像してるの!?



竜「おぅ、アレ痛いんだよな…って何でやねん!俺はなぁ、お前や縁壱みたいなイケメンで女を落としまくって邪淫を貪ったヤロー共をバッチバッチに呵責する獄卒様よぉ!!」

まゆ「気合い入りまくりで他の獄卒が引いてたわよ…」

巌勝「私と縁壱は決してその様な事はしておらん。まゆに対してならばシておるがな」

縁壱「恋仲もしくは妻ならば問題はあるまい」



竜兄さんはビシッと言い放った二人に悔しさを感じたのか「邪淫を貪りてぇぇぇ」とか「敵は幼馴染にありっ」とか叫び出した。なんのこっちゃ…白澤にでも弟子入りしたら良いのではないかなぁと思う



巌勝「騒がしいのはどうにかしろ。同じ騒がしいでもまゆは可愛いがお前は可愛くない」

竜「ケッ、お前に可愛いなんて思われて堪るかよっ。因みに美月達とは偶に仕事で会うぜ。お前等の子とは思えないくらい可愛いよな」

縁壱「子供達の事は認めるが兄上が言いたいのは違うと思う」



巌勝さんは首を大きく縦に振ると「子供達は私の宝だ。お前には無縁だろうがな」って言って竜兄さんと睨み合いになっている。昔は毎日見た光景だったから懐かしくて思わず笑ってしまったわよ



まゆ「フフッ、本当に仲が良いのね♪」

縁壱「羨ましいです。私には(幼馴染と兄弟に関して)空白がありましたから…」

巌勝・竜「「それは無い故に縁壱は気にするでない!!」」



一言一句違えずにハモれたのは流石よね



まゆ「ほら竜兄さん、ご飯よ〜。遠慮しないで沢山食べてね!私は温めただけだけど(笑)」

巌勝「竜が遠慮などするわけなかろう?遠慮を知ってたらもう少し女性にモテただろうしな」

竜「お前ら超うっせえわ!俺の気持ちなんてイケメン様には絶対に分からんだろうがいっ」

縁壱「落ち着いて食べなさい」



竜兄さんが食べ終わったのを見計らうと、巌勝さんがゆっくりと話し始めたのだった



巌勝「竜…」



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