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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第29章 下山とウッカリと後の祭り






まゆ「皆、世話になったわね。ありがとう!今度は遊びに来るわね」

小竜姫「はい!この門は貴女を拒む事はありません。物理的に壊されても困るので!」

斉天大聖「小竜姫も中々の性格をしとるの…」



あんなに可愛かった小竜姫が…時の流れって残酷よね



まゆ「一ノ瀬もありがとう。サヨナラ」

一ノ瀬「何を言っている。私も一緒に帰るぞ」



チィっ!私の考えに考え抜いた『何気無しにサヨナラ作戦』が失敗に終わったのだぁっ



メドーサ「帰る家は一緒だろうに。馬鹿だね」

黒死牟「100%わざとだな」

まゆ「バレたか………。あー、空間移動で煉獄家に行くけど一ノ瀬も来る?」

一ノ瀬「勿論行く。お前が馬鹿をしないか見張らねばならんからな」



一ノ瀬は私の両肩を掴んで目をカッと見開いて言った。見張りなんざ要らねーわい!



まゆ「どんだけ私が心配なのよ。何もやらかさんわっ」

一ノ瀬「『やらかし』しかしておらんではないか。今回の事でつくづく再教育をしなければと思った。先ずは自覚する事から始めような。メドーサも頼めるか?」

メドーサ「そういう事なら幾らでも協力するさ。今日はアタシも煉獄家に行くよ。可愛い弟子にも会いたいからね」

縁壱「丁度良い。杏寿郎も会いたがってましたから喜びます」



一ノ瀬とメドーサ、ダブルで怖い。教育じゃなくて調教されるーっ



私は「来るのは良いけど調教は勘弁よ」と縁壱さんの背中に隠れ、顔だけ出して一ノ瀬の顔色をうかがった。超見てるよ、あの人。しかもメッチャ真顔で!



巌勝さんが「よし、では行くか」と言うまで一ノ瀬との睨み合いは続いた。もっとも私は蛇に睨まれた蛙のようだったが…



まゆ「猿爺、ヒャクメ、本当にありがとう。私達だけじゃ無理だったわ」

斉天大聖「礼など要らん。情けない話だが、この位しかワシ等には出来んからの」

ヒャクメ「そうなのね〜規制が厳しいのね〜」



斉天大聖やヒャクメにも礼を言って妙神山を出たのだった。トータルでどれくらい加速空間に居たんだか…凄く長かった気がするわ



まさか得意の収束と文珠に年体位かかるとは思わなかったわよ





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