第28章 妙神山へ再び!!
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まゆ「ひっ…話せば分かると思うの!助けて巌勝さぁん縁壱さぁん!!悪魔が居るのぉ!!」
私は旦那様達に抱きついて泣き真似をする。いや、泣き真似だけど本当に怖いのよ
黒死牟「落ち着け。まゆはやれば出来る子だろう?故に一ノ瀬殿は怒っておるのではないだろうか」
一ノ瀬「そういう事だ。スパルタでいくから覚悟するんだな」
縁壱「金棒は如何かと思いますが…」
そういう事じゃねぇっ
まゆ「わっ、分かったわよ…一ノ瀬、コントロールの手伝いを頼むわ。但し、貴方が制御や調整に特化してるのは分かるけど無理はしないでちょうだい」
一ノ瀬「心配するな。無理をする気はない。お前なら何とかすると信じておる」
物凄いプレッシャー掛けてきおってぇ〜。普段そんな事言わない癖にぃ
斉天大聖「日が暮れるのう。今日のところは此処までじゃな」
二度、三度と挑戦するが中々うまく行かない。一ノ瀬のおかげで爆発まではいかないものの上手いこと生成が出来ず、この日の修行を終えた
まゆ「チっ、うまく行かないものね…」
縁壱「そう焦るな。加速空間に居る限りたっぷり時間はあるのだから」
黒死牟「今日明日で何とかなるものではなかろうに。努力の積み重ねが大事なのはまゆが一番良くわかっておるだろう?カリカリしても何もならぬぞ」
夕餉も風呂も済ませ、私は現在縁壱さんに膝枕をしてもらっている。究極の癒やしだわ
まゆ「頭では分かってるんだけどね…」
黒死牟「まゆは少々接価値なところがある。戦いにおいても一気に片付けられるに超したことはないが、接価値が命取りになる場合もあるのだ」
縁壱「今からでも遅くはない。少しずつで良いから直そうな」
今更直るかしら…無理な気がするけど、二人の言う事はもっともだわ。あまにり接価値だと冷静な判断も危ぶまれるし
まゆ「善処するわ」
縁壱「短気も直さねばな」
黒死牟「何かあれば私達に言ってくれ。まゆが一人で抱え込む必要もなかろう」
接価値は認めるけど、そんなに短気かしら(汗)
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