第26章 帰宅後の宴
・
まゆ「ただいまー」
黒死牟「ただいま」
帰って玄関を開けると、そこには鬼灯君の姿が在った。ついでに父上まで居る。なんで?
鬼灯「おかえりなさい。まゆさん、巌勝さん」
槇寿郎「おー、昨日ぶりたな」
黒死牟「いらしていたのですね」
まゆ「何でいるの。今度は何よ」
サッちゃんとキーやんが何か言い始めたとか?あ、それなら直接来るかルシファー辺りが来るわよね…増々わからないわ
鬼灯「いえね。とある亡者が秦広丁に来たのですが、大変怯えてましてね。魔族がー龍がーごめんなさい、ごめんなさいと随分混乱してるんです。まゆさん何か心当たりありませんか?」
まゆ「あるよ」
縁壱「何をしたのだ?秦広王様が裁判にならないと大変お困りみたいなのだが…」
黒死牟「それについては私から説明を…」
巌勝さんの完璧な説明により、鬼灯君は納得した様だ。流石私の旦那さんだわ!分かりやすかった~私そんな感じだったのね。自分で思ったより怖いわ…
鬼灯「なるほど…わかりました。人を喰った以上は地獄行きですから、そのまま雅勝さんと理壱さんの所に送りますので亡者については問題ありません。そこら辺の事情を知りたかっただけですから。まぁ、暴走は控えてくださいね」
まゆ「はーい」
槇寿郎「魔族の本能か…まゆにも有るんだな」
どういう疑問よ(汗)
まゆ「穏健派の他の魔族とも比べても薄いわよ。だからと言って無いわけじゃないわ」
黒死牟「どうせなら姿も魔族に変えたら良かったのに」
槇寿郎「お前が見たいだけだろ…」
あんな姿を他の隊士や隠に見られたら不味いかも(笑)心配しなくてもエロエロな事する時にいくらでも見せるわよ♡触るでしょ、揉むでしょ♡キャッ///
鬼灯「まゆさんが今なにを考えているかが手に取る様にわかりますが、上司を呵責しなければなりませんので帰ります」
縁壱「閻魔様が何かやらかしたのですか?」
待って!!上司を呵責って(汗)今度は何したのよ!!
鬼灯「仕事中にプラモデルを作っていたんですよ。反省してもらわねばなりせんからね。地獄巡り百選をやらせようかと」
閻魔も懲りないなぁ…前にもそんな事あったわよねぇ
・