第26章 帰宅後の宴
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その後は和気あいあいと酒と料理を平らげていく。いつもは用事が済んだらさっさと帰るゼロスも参加してるけど、恐らく今日来た目的は…
まっ、いいかwwwどーせゼラスに「たまには私の代わりにアノかまちょを構って来い」とか言われたんでしょうよ
わかるわよ。付き合いが長過ぎかって程に長いもの
黒死牟「ゼロス殿が知るまゆは、どのような女子なのでしょうか」
聞かなくて良いわよ!
ゼロス「えぇっ、僕の知るまゆ様は……ん〜、人間がこの世に誕生した頃でしょうか…男性から女性や子供への暴力とか凄かったんですよ。まゆ様は治癒の女神として祀られていまして、治癒をした後にかならず理由を聞くんです。その暴力に怒り狂って相手の男性をひっそりと死に至らしめたりしてましたねぇ。要は暗殺ですね♪」
まゆ「そんな事もあったわね〜」
アシュ「わりかし最近(2000年位前)までやってたよね」
槇寿郎「気持ちはわかるが少々やり過ぎではなかろうか…」
あのままじゃ女性や子供が犠牲になるわよ。それは良いの?私はいやよ。自分より弱い者を踏み躙って生きてる奴なんて速攻天に召したいのよ
そう、私は召したい派!!
瑠火「まゆ、貴女の正義感はわかります。ですが相手を殺してしまえば貴女も同じになってしまいます。どうか、これからは煉獄家の子として違う方法で正義を貫く事を約束してください」
母上…
まゆ「はい!!私は鬼殺隊隊士として、人を創ったものとして人々を守り導く事を今、此処にお約束致します!!それは魔族に戻っても変わりません」
瑠火「ありがとうございます。母は貴方を誇りに思っていますよ」
まゆ「母上ぇ〜」
私は母上に抱きつき頭を撫でてもらっている。如何してもフニャ〜ってなっちゃうのよね…
ゼロス「本当に変わりましたね。昔のまゆ様も確かに優しい方でしたが凄く冷たい方でもありましたから…。あだ名は鉄仮面でしたね☆」
まゆ「やめんか!!捏造じゃなくて!?」
黒死牟「こんなに愛いのに…」
アシュ「いや、真実だよ。ヘルマスターですら鉄仮面って呼んでた位だからね」
まゆ「フィブリゾのヤロー滅ぼす」
ゼロス「とっくに滅んでますよ♪」
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