第23章 派手なイケメンと戦国美丈夫
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宇髄「ハッ、月柱の兄さんも一緒かよ。知ってたけどよ!俺はよぉ、柱になった暁にはまゆを嫁にするって決めてんだ。派手に奪わせてもらうぜ!」
月柱じゃないけど?まぁ、確かにソックリよね〜
縁壱「月柱は私の兄上だ。継国縁壱、階級は甲」
まゆ「巌勝さんとは双子なの♡因みに御館様から柱への誘いは有って、一部では『幻の日柱』って有名よ!」
宇髄「幻の日柱って兄さんの事だったんか。っつーかまゆ、両方と付き合ってんのか!派手っ派手っじゃねーかぁ、増々惚れたぜ!」
何処に増々惚れる要素があるのよ。変な子よねぇ…
縁壱「まゆは私と兄上で永遠に愛し抜く故、宇髄の出る幕は無い」
宇髄「へぇ…まゆより大分と年上に見えるが、大人のテクで少女を快楽に落とし込んだってとこかぁ?兄さん等、随分と派手な事すんじゃねーか!でもよ、俺もテクじゃ負けねーぜ。何せ既に三人嫁が居るからな!」
縁壱「邪推をしないでいただきたいものだ。私達兄弟とまゆは、強い絆で結ばれておる。故に、身体の関係ありきの話ではない」
縁壱さんって言う時は言う子なのよ♪
まゆ「縁壱さん任務行こう。ほら、天元も!」
縁壱「そうだったな。お前の事となると全てを忘れてしまう。これも偏にまゆを愛するが故…」
いやん♡今夜は魔族姿でイーッパイ御奉仕しちゃう♡
宇髄「ケッ、話は後にして任務といきますか!まゆ、俺の派手さに惚れさせてやるからな!」
派手さに惚れさせるとか何っ!?
縁壱さんは私を地面に下ろし、鬼の気配を探っている様だ。何かを感じとったのか「こっちだ」と言って走り出す。私と天元は縁壱さんに着いて走った
まゆ「縁壱さんに着いていけるなんて、流石は忍ね」
宇髄「おっ、まゆは分かっちまうのか。流石は未来の嫁さんだな!まぁ、忍っつても『元』だけどな」
縁壱「着くぞ(私と兄上の嫁なのだが…)」
私達の前に鬼が現れた。鬼が持っているのは人の腕、恐らくは行方不明になっていた隊士のものだろう。腕が纏っているのは見慣れた色の袖だから…
鬼「食料自らやって来るとはご苦労な事ですなぁ。あなた方も大事に食べて差し上げます」
有難くないわねぇ
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