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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第23章 派手なイケメンと戦国美丈夫






鷹男「カァー、伝令ダァァァ!!十二名の隊士ガ行方不明にナッテイルゥ。縁壱ト共ニ東へ向カエ。海馬山麓ニテ宇髄ト合流セヨ!」

まゆ「あー…天元なのね…」

黒死牟「私も行く。まゆが危険過ぎる!!」

縁壱「如何かされましたか?」

影子「巌勝はハ別ノ任務ヨー!南西ニ有ル浅葱村デ、イケメン男性ガ次々に消エテイルワー」



巌勝さんが絶望のポーズをして弱々しい声で「縁壱…まゆを守ってやってくれ…」と言う。そこまでの事態じゃないからね(汗)



縁壱「分かりました、お任せください。私の命と引き換えにしても必ずやまゆを守り抜くと誓いましょう…」



なんの誓!?命を狙われてるとかじゃないから!



まゆ「大袈裟よ。危なくなったら逃げるしぃ」

黒死牟「逃げられるものか。相手は私達より体格が良いのだぞ!捕まれば確実に手篭めにされてしまう!」

縁壱「全力で守らねば」



私は巌勝さんと縁壱さんに両サイドから抱き締められている。ギューギューに!ハァ…こうなったら何言っても無駄だわ…



まゆ「縁壱さんが居るから大丈夫よ!さっ、任務に行きましょう」

巌勝「…分かった。縁壱、宇髄に指一本触れさせる事の無きよう、くれぐれもまゆを頼んだぞ!」

縁壱「はい!」



てなわけで、やってまいりました海馬山の麓。屋敷を出た時から、ずーっと縁壱さんに姫抱きされておりますよ!っと



まゆ「天元の奴、まだ来てないみたいね」

縁壱「都合が良い。このまま二人で任務を遂行しよう」



それはそれで良いかも♡



天元「さっきから此処に居るぜ!」



居たの!?流石忍びね。完全に気配が山と一体化してたわ



まゆ「いっその事、山と同化したら良いのに」

天元「オイオイ派手に冷てーなぁ。未来の嫁さんなんだから優しくしてくれよ」

縁壱「宇髄と言ったな。まゆは私の妻なのだ。手を出さないでいただきたい」



縁壱さんは私を抱きかかえてるんだから視界には入ってる筈。よくガン無視できたわね。天元も白澤と同じで、男は『何か居る』としか認識しないタイプなのかしら?



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