第18章 三度目の正直
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黒死牟「あの時、まゆの腹に居た子なのだな…」
巌勝さんがモジモジしている。父上と縁壱さんが戸惑っちゃってるよ(笑)
雅勝「はい!父様、会いとうございました!あっ、すみません。育ててくださった縁壱殿を父上と呼んでおりまして…」
黒死牟「気にしておらん故、雅勝も気にするな。縁壱、ありがとう…」
縁壱「いえ…」
今度は照れたぁぁぁ!!
美月「お父さんと黒死牟伯父様が照れてるっ。超レアだね」←小声
槇寿郎「無表情で照れるのは難しくないか?」←小声
まゆ「何とも不思議よね。昔っから思っていたわ」←小声
理壱「父上は母上の前では結構表情出てますけどね」←小声
陽縁「出てたの?あれで」←小声
私達はヒソヒソと声を小さくして三人を見守っている。照れてる巌勝さんと縁壱さんが可愛い♡食べちゃいたいわ!!
再開の喜びを一頻り味あった後は父上と巌勝さんに子供達の自己紹介タイム。お腹が空いたと煩い子供達
私は美月と夕餉の準備をする事となる
まゆ「巌勝さーん!テーブル足らないから縁壱さん連れて取ってきてー」
巌勝「どこにあるのだ」
まゆ「案内図によると…昔住み込みしてた隠の…あっ、小野田さんの部屋だったとこ」
巌勝「渡り廊下を渡って左端の向う側だったか?」
まゆ「そうそう!よく憶えてたわね」
記憶力が鬼だわ…巌勝さんは元々賢いからね♪
巌勝「小野田殿には世話になったからな…。縁壱、こっちだ」
縁壱「はい」
二人は連立ってテーブルを取りに行ってくれた。お互いに何となく嬉しそうだ
まゆ「巌勝さんも縁壱さんも嬉しそうね♪」
美月「何処が……?」
まゆ「はぁ…美月もまだまだね」
槇寿郎「まゆが母親っぽい……」
失礼ね。こんなんでも一応は母親よ
理壱「母上ぇ、腹が空きました」
雅勝「私もです!朝から何も食べておりませぬ故」
陽縁「日本の地獄はブラック!ルシファー様の所が羨ましいよ。お母さんの権限で転勤させてよぉ」
子供達が夕餉はまだかと騒いでいる。獄卒として働いているから明日も早いのよね。早く食べさせて寝かせてやらないと!
んっ?そんな権限、私に有ったかしら…
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