第18章 三度目の正直
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黒死牟「縁壱、さっさと座らぬか。槇寿郎殿に失礼であるぞ!」
縁壱「申し訳ありません。槇寿郎殿、失礼致しました。」
槇寿郎「あ…あぁ、娘がすまない…(顔がソックリだなしかし…)」
まゆ「囲炉裏じゃ何なんでテーブルに移動願いまーす!!」
父上!何故に私が悪いの前提なのよっ!まぁ、そうなんだけどね(*ノ>ᴗ<)テヘッ←反省とか微塵もしてない
私は皆が話しているのを尻目に、料理を拵えながら聞き耳を立てている
槇寿郎「縁壱殿、まゆとは今でも婚姻関係にあると云うのは存じています。その上で申し上げたい!巌勝殿にも言ったのだが娘が結婚を出来る歳になるまでは、娘が何と言おうが身体の関係を持たないでいただきたい」
縁壱「わかりました」
ですよね…
槇寿郎「巌勝殿、縁壱殿には大変申し訳ない…まゆが私などよりも永いこと生きているのは知ってるが、俺の娘として産まれて来た以上は、やはり…」
縁壱「わかります。私も娘を持つ父親ですから…」
黒死牟「私も娘が居たら、そう思うし言う…と思う」
そうよねぇ…縁壱さんなんて相手が透寿郎さんの息子とは知らなかったとはいえ、美月の彼氏に中々会おうとしなかったのよね。あれは骨折りだったわ…説得頑張りましたよ私がぁ!!
まゆ「料理出来たわよ〜唐揚げとサツマイモの煮物、それと菜花のおひたしよ♪」
槇寿郎「おっ、美味そうだな!まゆ、もう子供達を呼んでも良いぞ」
まゆ「ありがとう♪今グラウが連絡とったから直ぐ来るわ!」
縁壱「美味そうだ。妻の手料理は随分と久しい…」
ごめんね!使用人に任せっきりで何もしなくてっ(泣)
黒死牟「まゆ、誠に申し訳ないが私は酒だけで良い…鬼になりたての頃に何度か挑戦したが、味を感じられなかった故に…」
父上も縁壱さんも『はっ』とした顔をした。鬼は人を喰う為の味覚しかないから。大体が鬼舞辻無惨が悪いのよ!普通の食べ物も美味しいと感じさせなさいよ馬鹿!←完全に言い掛かり
でもまぁ、言ってなかった私が悪いわね…
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