第18章 三度目の正直
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槇寿郎「後は俺達の話だな」
黒死牟「はい…」
そうなりますよねぇ…
まゆ「私の屋敷に行きましょう。杏寿郎に話すのは時期尚早です。彼は融通利きませんからね」
という事で、今は私の屋敷の門の前にいる
あーあ、父上に何て言われるんだろ…柱としてじゃなくて、父としてだよ?相手が鬼とか関係無く『娘の彼氏』ってだけで拗ねてしまうから
うーん…娘としては嬉しいけどさっ
まゆ「ただいまー」
私の屋敷は隠を置いていない。でも癖なのか、誰も居ない筈なのに言っちゃった(笑)
杏寿郎「おかえり!!」
はっ?「おかえり」ですと!?
まゆ「え"ぇーーー!?きょ、きょきょきょ杏寿郎!?何で居るのよっ」
槇寿郎「瑠火から話を聞いたのだな」
母上ダメー!アカンてそんなん!パニック・オブ・パニックだわ!!
杏寿郎「はい!!妹の彼氏に会ってみたかったのです!!事情は聞いております故ご心配なく!!」
正に煉獄家の男って感じね。私達は座布団を敷いて囲炉裏を囲むと、父上が杏寿郎の紹介をする
槇寿郎「そうか、なら良い。継国殿、私の息子でまゆの双子の兄、杏寿郎だ」
黒死牟「はい。拙者、貴殿の妹君とお付き合いをさせていただいております、継国巌勝と申す者。杏寿郎殿よろしくお願い致しまする」
拙者?拙者?拙者?
まゆ「そんな謙らなくても(汗)」
槇寿郎「まぁ、そうだな」
黒死牟「いや、すまない…何故か懐かしくて混乱してしまった…」
懐かしくて混乱とか、何それ可愛い♡
槇寿郎「ん?懐かしいとは?」
黒死牟「はい…初代炎柱に、とてもよく似ております。顔は槇寿郎殿もソックリですが、何と言うか雰囲気などが…」
まゆ「あーわかる!透寿郎さんも声大きかったし、ドーーーンって感じがソックリよね♪」
杏寿郎「ドーーーンって何だか分からんが良いな!!」
存在感的な事を言いたかったのだけど?何で伝わらないのかしら。誰か私に語彙力をください!切実に…
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