第17章 大正恋物語【煉獄家】
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母上、私は貴女を助けたい。だから…
まゆ「その闇を打ち砕く治癒の力よ、我が前に倒れし者を、混沌の意思にて救い給え!!」
金色に光る魔法陣が現れる。何となく出来ていた事なのに、今は大掛かりな事に見えてしまう
まゆ「これで大丈夫ね…グラウ、ヒャクメを呼んで来てほしいの。ちゃんと診てもらわないと安心出来ないわ。文句は私に、ね?」
グラウ「グゥ(御意)」
ヒャクメ「もう何ともないのね〜暫くしたら目が覚めるわ!でも酷いのね〜イキナリ拐うなんて〜」
まゆ「人聞き悪いわね。勿論、対価は有るわよ?私の裸の写真の件はチャラにするわ!それと、小竜姫やメドーサ、更に魔界正規軍一の美人、黒龍少尉の入浴写真も黙っててあげる。犯人はヒャクメよね〜」
ヒャクメは「違うかもしれないのね〜!私じゃないかもしれないのね〜」と言いながら帰っていった
『100%お前だろ!』と思いながら、私は縁壱さんが待つ部屋に帰る
まゆ「ねぇ縁壱さん、では早速♥」
人払いと防音結界を張ったから大丈夫。抜かりはないわ!
縁壱「人払いしてまでも、シたいのか?」
まゆ「したい…」
最後まではしない。でも先を考えたらねぇ…
まゆ「ん、うふぅ…んっ♡痺れちゃっ…あぁ…♡」
私も縁壱さんのをパクっとな♪
縁壱「まゆ、してくれるか?」
まゆ「ええ、勿論よ♡脱いで…」
部屋に充満し、咽返る程の愛の匂いに包まれている。余韻で身体の怠さを感じて余計に愛しさが募り、暫く私達は布団から出られなかった
縁壱「名残惜しいが行かねば…」
まゆ「そうね、一緒に寝たいけど…」
ただ、抱き合って眠る。愛し合う夫婦なら当たり前の事なのに、私のワガママで離れなけばならない
縁壱「すまぬが、最終選別が終わる迄はまゆに会わない。今は集中すべき時。終わったら、ゆっくり会おう」
まゆ「うん、わかってる」
寂しさで、暖かい筈の布団が冷たく感じるの
寂しいな…
私は「また、直ぐに会えるわよね…」と呟き、縁壱さんに貰った飾り櫛を触りながら目を瞑り、眠りについた
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