第17章 大正恋物語【煉獄家】
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槇寿郎「許可はするが、これだけは約束してくれ。絶対に死ぬな!!生きて帰ってこい」
まゆ「はい、私の持てる全てを使い生き残ります。千寿郎を遺して死ねはせーーーん!」
千寿郎が「あねうえっ」とか言って膝に擦り寄って来るとか…。戦わずともGO!GO!HEAVENだわ!四百年前は末っ子長女だったし、本当に新鮮で新鮮で…
ブシャァー
うわっ、鼻血がぁぁぁぁぁ
杏寿郎「まゆは凄いな!俺はあと何年かかるやら!」
槇寿郎「杏寿郎、もっと言う事ないのか(汗)」
瑠火「まゆの活躍を期待しています。ゴホッ、ゴホッ」
母上が咳を…風邪かな?今夜は母上に休んでいただいて、私一人で夕餉を作ろう
槇寿郎「瑠火!大丈夫か?」
まゆ「私が夕餉を作りますから母上は寝ていてください!父上は看病お願いします!」
瑠火「お言葉に甘えます。火の扱いは十分に気を付けてくださいね」
杏寿郎「母上!俺も手伝います故、ご安心ください!」
安心出来ないわよ。ほら、父上と母上が目を反らしちゃったじゃない!
三年前の悲劇を思い出した。あれは確か、母上が千寿郎を出産した時だったわ
まゆ『家事は私に任せてください!出産の後ってスッキリするけど身体動かないんですよね〜。ですから私がやります!』
瑠火『ありがとうございます。まゆ、お願いしますね』
杏寿郎『俺もやります!』
そう、朝餉だったわね…私が味噌汁、ほうれん草のお浸し、炊飯をしていて、杏寿郎が鮭を焼いてたのよ
まゆ『ご飯炊けるよ〜。杏寿郎茶碗を…ぎゃぁぁぁぁ』
杏寿郎『ん?』
槇寿郎『何事だ!火っ!火ぃー!』
鮭が『奥義・煉獄かっ!』って勢いの炎に包まれていたのよ。目を離した私が悪いけどさ…気にしない杏寿郎が凄いと思う
あれは参った…今回は絶対に台所に立たせないからね!
まゆ「父上は合間に杏寿郎と稽古をしたほうが良いのでは?」
槇寿郎「そうだな。杏寿郎は俺と稽古だ!」
杏寿郎「何故でしょうか!?俺も母上の役に立ちたい!」
瑠火「杏寿郎、気持ちだけで母は嬉しいです。今回はまゆに任せましょう」
何とか惨劇を回避して、私が家事担当。ME WIN だわ!!
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