第17章 大正恋物語【煉獄家】
・
瑠火「そうです、槇寿郎さんとまゆで手合わせをしている所を見せていただけませんか?」
母上が思いついたように言う。無茶よ…ぜーったい無理無理!!流石に剣技だけで柱と渡り合える自信なて無いわよぉ(汗)
槇寿郎「そうだな。まゆの実力を見たい。記憶があるならば、それなりに渡り合えるだろう」
父上は、ニヤリと口の端を上げて私を見た。それは私に対する挑発なのね!?やったろうじゃない!←直ぐに挑発に乗る子
まゆ「では道場へ行きましょう!!」
瑠火「杏寿郎はどうしますか?」
槇寿郎「レベルの高い手合わせを見れば、杏寿郎の心の炎が更に激しく燃える事だろう」
今さり気なくプレッシャー掛けてきたわよね?ご期待に添えられるか分からないけど、そんでも良いのかしらっ!?
道場にて手合わせをしたが結果は惨敗。最初は単純な打ち合いだったが、頃合いを見て私の得意とする『日の呼吸・碧羅の天』を仕掛けた所、父上の炎の呼吸、炎虎で吹っ飛ばされた
うん、痛い…
まゆ「いっ…」
斬撃が超痛いし、更に道場の床で身体を打って痛かった。『父上強っ』と思いながら意識が遠のき、私は気絶する事となったのだ
瑠火「槇寿郎さん、ここにお座りになってください」
槇寿郎「はい…」
瑠火「何事にも限度と云うものがありますね。娘を気絶させてしまったのは、一体何故だと思いますか?」
槇寿郎「加減を間違えましたスミマセン……だって瑠火ちゃん!まゆちゃん強いよ!?あまり手を抜いたら負けちゃうもん!五歳の娘に負けるとか父として、炎柱としての威厳が無くなっちゃうよぉ〜」
私、もう目が覚めてますけど…。聞いてはイケナイ事を聞いた気がする…ってか父上って、母上と二人っきりの時は瑠火ちゃんって呼んでたのね!?
そして、口調変わり過ぎです…
瑠火「まゆも四百年前は柱だったのです。ましてや魔族の魂を持っている…一筋縄ではいかない事位は、十分に分かっていたでしょう」
槇寿郎「う、うむ…身体は五歳児だから、ここ迄とは思ってなかった。あっ瑠火ちゃん、だからといって俺が認める迄、最終選別は行かせはしない!それは分かってほしいデス…」
起きるに起きられないわね…
・