第17章 大正恋物語【煉獄家】
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四百年前、光柱だった。辛い稽古にも耐えて勝ち取った柱という地位。侍としての私は確かに存在し、剣技だけで鬼と戦っていたアノ頃…
魔力に頼りきりな私を昔の私が見たら、きっと笑われてしまうわね。恐らく、こう言うわ…『その力に頼らなければ鬼一匹殺せぬとは情けない。大人しく魔界とやらに帰ってドーゾ(笑)』
絶対に言う…。自分で想像しといて何だけど、最後の(笑)がムカつくわ!
まゆ「ごめんなさい。剣技だけで頑張ってた、四百年前の私を穢す所だったわ…ありがとう」
縁壱「何も剣技だけで戦えとは言わない。勝ちに行く為、無惨を滅する為に魔力と記憶を持って来たのだ。ならば先に剣技を磨き、魔力を併せ技で使えば良い」
併せ技か…日輪刀ならば魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)が使えるかもしれないし、日輪刀を媒体として神威斬(ラグナ・ブレード)等の魔術が使えるかもしれないわね…
まゆ「縁壱さん、私に稽古つけて!!」
縁壱「身体を仕上げるのが先だ。その身体では型を出すのは反動が大き過ぎる。それに稽古のやり方も知っておるだろうに」
まゆ「側に居てくれたら頑張れる…」
縁壱「わかった…甘えん坊だなまゆは」
チュッ
まゆ「もっと、もっと深いのして…」
縁壱「その先はせぬぞ…」
軽い口付けだけじゃ物足りないの。凄く激しい大人の口付けが欲しい…
まゆ「ん…んふぅ…」
深く長い口付け、これだけでイッちゃいそうな位に気持ち良くて、脳が溶けちゃいそうなの…
縁壱「止まらなくなりそうだ…」
嬉しいじゃない?愛する男が、夢中で私を求めてるんだから
まゆ「止めなくて良いのに、まぁ縁壱さんは幼女趣味じゃないし仕方ないか」
縁壱「止まらなくなりそうだと言っただろう、まゆならしたい。しかし、今のまゆの身体では無理だ。物理的に壊れてしまう」
まゆ「もう少し大人になったらしてね♡どっちにしろ巌勝さん捕まえて房中術する時に痛いんじゃ洒落にならないのよね…先に女側がイクのが条件だから」
房中術とは意外に条件が厳しいものなのである
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