第17章 大正恋物語【煉獄家】
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もしくは大人姿になりたい!魔力さえもう少し使えるようになれば、ある程度の見た目の年齢操作は出来るんだもの♪
グラウ「グガァ(お取り込み中失礼いたします。ヒャクメに聞いた所、最終選別は来週の水曜日からです)」
まゆ「わかったわ!ありがとう、下がりなさい。来週ね…」
縁壱「来週何かあるのか?」
やっぱり旦那には話しておくべきよねぇ…
まゆ「最終選別の日!早く鬼殺隊に入りたいのよ」
縁壱「魔術を使えるとはいえ、その身体では賛成出来ぬな。グラウを使うわけにもいくまい」
私には魔術以外に『文珠』が使える。文珠とは自分の持つ力を集束し、ビー玉位の大きさに精製した珠の事。私なら魔力、神族なら神通力、人なら霊力を使って精製する
まゆ「文珠を使えば問題ないわ!治癒は得意分野だし…ちょっとや、そっとじゃ死なないわよ。それに雷撃破(ディ・グ・ボルト)や炎の矢(フレア・アロー)程度は使っても良いでしょ。何も剣技だけに頼らなくても、やりようは有るわ」
縁壱「しかし、お父上が許可を出さぬだろう」
全てはそれなのよね…でもね、代々鬼殺隊の家系ならば最終選別さえ通れば許してくれるでしょ!
まゆ「父上も最終選別通ったら文句ないでしょ」
縁壱「年齢一桁で最終選別に出るなど前代未聞。通っても柱合会議の議題になるのは確実だぞ?しかも現炎柱殿の、ご子女ともなれば注目の的だ」
まゆ「構わないわ。堂々たる鬼殺隊デビュー飾ってやるわよ♪」
縁壱「街中で戦う時どうするのだ?剣技で倒せなければ魔術を使うのだろうが、まゆの放った魔術による被害が出るやもしれぬぞ?」
確かにそればそうだけどさ、文珠二つ使って「鬼/滅」と込めて鬼に投げれば勝ちなのだから良いじゃない…
まゆ「文珠使う…」
縁壱「確かに切り札は必要だ。しかし、最初から特殊能力に頼っていては後が詰まるのは目に見えている」
縁壱さんが珍しく私に怒ってるっぽい
まゆ「縁壱さん…怒ってる?」
縁壱「私は怒ってなどおらぬ。ただまゆが心配なのだ…お前は侍なのだろう?魔族なのはわかっているが、侍としては如何なものかと思う」
侍か…
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