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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第7章 柱になる






『はぁん、奥に当たるのっ』



お前は優しいから私の腕の中で微笑み、好きと言ってくれたのだろう?私は優しい夢の中で、お前に甘えていたのかもしれない…



『巌勝さんっあぁぁぁっ♡きもちいっ、あぁ、あぁっまゆを壊してっ』



相手が兄上だと知らなかった時から頭では分かっていた。まゆの心を幸せで満たす事が出来るのは、その男だけだと知っていた筈で…



『激しッ、んぁぁっ凄っ、凄いのぉ♡』



なのに、私の頬に伝う涙が止まらないのだ。一方通行の愛が苦しくて堪らない



『ひぃっ、中にっ中に出してぇ♡あっあぁっ、しゅきぃっ巌勝さんっ』



私は寒くも怖くもないのに震える自分の身体を抱き締める。此処から動けない、身体が言うことを効かない



『まゆの中が熱いのぉ、あっ♡あぁぁっ♡』



私は一体どうしてしまったんだ



『愛してるぅ♡ひやっ!?んっやぁぁぁ』



幼少の頃から人と比べて羨ましく思う事などなかった。どんなに苦しくとも、悲しくとも、孤独であろうと私は私でしかない



『そこはダメっ、はぁ、ぁんっ♡すぐイっちゃぁあぁぁ』



例え兄上に嫌われていようとも、私の運命なのだろうと受入れた



『もっ、もぅイキたくないっ、あぁっ、まゆオカシクなっちゃうのぉ♡やぁっ、やぁぁぁぁっ』



誰か教えてほしい



どうしたらこの涙が、どうしたらこの身体の震えが止まるのかを



あぁ、私は兄上が羨ましい



兄上になりたい…



まゆが欲しい



私は、お前の全てが欲しくて堪らない







いつの間にかまゆの声も無く、屋敷は静まり返っていた。兄上に抱き潰されたのだろうか…



気配を殺したまま重い身体を引きずり自室に帰る。私は鉛の様な身体を布団に投げ出し、いつもの様に妄想でまゆを汚すのだ



縁壱「許せまゆ…」



一体何度目の懺悔なのか…妄想ではないまゆの艶めかしい声が、いつもより熱く強烈に私の身体に熱を持たせた



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