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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第7章 柱になる






まゆは気合を入れ、次々と光の呼吸の型を見せていく。巌勝と縁壱も食い入る様に見ている



「光の呼吸・弐の型 日月逾邁 ・光陰流水の舞」

「光の呼吸・参の型 日月星辰・極光」

「光の呼吸・肆の型 日居月諸・光輝」

「光の呼吸・伍の型 日光雷鳴・幻影月」

「光の呼吸・陸の型 奥義 年災月殃・幻日光の箱」



まゆ「これで全部です。型の数はこれで精一杯です(やっとお披露目出来たけど、正直な所どうだろうか…)」

巌勝「素晴らしいではないか、流石はまゆだ(私と縁壱のように日と月は正反対のものなはずだ。だが、技自体には問題がない。しかしまゆよ、どれだけ無理矢理くっつけたのだ熟語めちゃくちゃだぞ!?言ってくれたら一緒に考えたのに…)」

縁壱「若干無理矢理感はあるが上手く出来ている。だが、壱から連発するなら伍と陸の間は壱の型を挟んだほうが隙が無くなる(技の名前を一生懸命考えたのだな…ふっ、その時の愛らしい顔が目に浮かぶ)」



まゆは日と月以外に光という文字を入れたのだ。故に熟語も無理矢理感が半端ないのだが、技としては問題ないのでまゆ自身は気にしていないし、熟語が無茶苦茶なのも分かっていない



まゆ「明日お館様に文を書いて報告する!」

巌勝「あぁ、そうだな。まゆは筆跡が竜に似ておるが故に、落ち着いて丁寧に書くのだぞ?(助けて解読はーん!と何度思ったか…)」

縁壱「兄上、まゆの方がまだ綺麗では?(まゆが書いた文字すら愛おしい…重症だな私は)」



流石の巌勝と縁壱もまゆの字は汚いと思ってはいるらしい。墨の付け過ぎや筆を根元までいっぱいいっぱい使うなどの要因があるのだが、まゆが気付くも癖になっていて中々治らずにいる



光の呼吸のお披露目も終わり、三人は一息ついた。まゆ自身も、やっとお披露目出来た事で肩の荷が降りたのか腹の音がなり始め『私の腹は自重と云う言葉を知らんのか!』と思ったとか



グゥ…ギュルギュル…



巌勝「くくっ、随分と盛大だな」

縁壱「夕餉を食べよう、小峠が用意をしている筈だ」

まゆ「ううっ…」



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