第1章 出会った運命の人
・
まゆ「んふぅ///」
巌勝「はぁ…愛い。もっとして欲しいと顔がいっておるぞ?」
まゆ「ひゃっ///」
見れば巌勝がまゆを膝に乗せ接吻をしている。しかも深い深い大人の接吻を…
ここで俺が騒ぎ立てればどうなる?まゆも巌勝も俺を嫌うだろう。何よりもまゆが悲しむよな
巌勝「しっ、家の者に気付かれるぞ」
まゆ「むぅ〜巌勝さんがしたんでしょっ」
だから出て行かない。俺は二人が大好きだから…
巌勝「ふっ、してほしいならして欲しいと言わなければな」
ん?ん?ん!?
まゆ「んっ、巌勝さんに接吻して欲しいよぉ〜///」
巌勝「良い子だ」
…オイ、そこの継国巌勝と言う名の幼馴染み鬼畜外道。妹に何プレイを仕込もうとしている!!まだまゆは十二歳だぞ!?
巌勝「まゆの唾液は甘いな、酔いそうだ」
まゆ「もぉ〜、私は巌勝さんに超酔ってるよ?♡もうねぇ、本当ヤバイの///」
ヤバイのはお前等の頭じゃ。【術式展開・ゲロ甘空間】とか止めて、俺が酔うわ!!
真祐「んとね、今日の昼間なんだけど、母上に頼まれてお使い行ったのね。そんで歩いてたら巌勝さんと同じ位の歳頃の男の人にさ、遊ぼうよって声かけられたんだけど…」
巌勝「ふむ…どうした?」
アイツ絶対ニヤけてる。俺にはわかるが分かりたくはない
まゆ「肩に手を回されてね、超キモかったぁ!!巌勝さんだったら嬉しい事が他の人だと嫌なの!」
巌勝「そうか…」
相手の男殺る気だろうなぁ〜合唱(チーン)。まっ、出歯亀はここ迄にして寝るか…
しかし、巌勝もまゆもお互い本気か…?まゆは、まだまだ子供。年上の男に憧れて誘われるがままになんて事も有り得る
俺は眉を顰め、その場を立ち去った。明日にでも巌勝を呼び出すか…
【翌朝】SIDE RETURN
いつも通り巌勝がまゆを迎えにきた。竜は昨日出歯亀してた事は伝えずに問いかける
巌勝「おはよう」
竜「おはよう、お前に聞きたい事がある。裏庭に来い(多分巌勝はわかってんだろうな…)」
・