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イケメン王宮真夜中のSPY

第8章 絶望前夜




私はシーツを握りしめた

振り返り唇を重ねる

「あっ…ユーリっ…好きっ…大っ…好き」

「クロエ…俺も…愛してるっ…!」

激しい律動に合わせてはしたない声が漏れる…


「もうっ…イくっ…ああぁ!!」

私はユーリのソレを締めつけイった


「ぅ…俺も…っ」


吐き出される熱を感じた…

私のナカでユーリのソレが脈打つ


「ぁ…ユーリぃ…」

ソレが抜かれると混ざり合う蜜が内股を汚した




ユーリは私の横に寝っ転がり

シーツを握る私の手を優しく包んだ

少しだけ潤んだ熱っぽい瞳が私を見つめる



「クロエ…一緒にシュタインへ帰ろう」


「そうだね…帰ろっか…」

ユーリは安堵の笑みを見せ唇を寄せた



もう大丈夫……


私はユーリを一途に愛する決心がついた


こんなにも何度もぶつかって
分かり合おうとしてくれて

一途に私の事を想ってくれて…

「ユーリ…ありがとう」

「え……?」

「なんでもない……」

私は笑った

ユーリもつられて笑ってくれた

幸せだな…


「変なクロエー…」

ユーリは私の髪を撫で頭を寄せた


「これからもずっと愛してくれる…?」

ユーリは私の唇に優しくキスをおとした

「決まってるでしょ…
クロエは?」

「私も…ずっとユーリの事、大好きでいるから…」




「ありがとう…」


私はユーリを胸に抱き微睡んでいく


寝息をたてるユーリの髪を撫でながら

私も眠りについた








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