万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第17章 9. 同じ志持つ者達
し「それが本当なら至急検査と対策を練らなければいけないでしょう。おそらく血を流さなくとも鬼からすれば、いい香りにひきつけらえたのでしょう。任務に着く前に気づけたのが幸いでした。」
実「ああ、そうだな。また問題が増えちまったが基本任務はこいつ等が一緒に当たるものか、柱との合同任務で絢蘭を一人にする方針は変わらねぇだろう。まぁ大丈夫だろう。それよりもう外出ても大丈夫じゃねぇかァ?お館様の御息子と御娘をお待たせする訳にもいかねぇだろ。」
そういうと実弥が立ち上がりそれにつられ頭に?を浮かべながら、立ち上がり2人もついて行った。
『ねぇね?これから何するの?ねぇねたちが来た理由はもう一つあるんだよね?それが関係あるの?」
し「ふふ。そうでしたね。衝撃な話が出てきたため話すのを忘れていました。絢蘭ちゃん達はまだ鎹烏をもらっていないでしょ。特に絢蘭ちゃんには特別な烏が付くようですよ。私達はあなたが状況を混乱しないために付き添いとしてもきたのですよ。」
話を聞きながら歩いていたら先程の広場に出ていた。
だが、生き残った受験生はの姿はなく耀哉とかなたが待っているだけだった。
しのぶ達はすぐ跪いた。
実「遅くなりもしわけございません。」
き「どうか頭をお上げください。この状態では絢蘭様無一郎様が緊張してしまわれます。」
か「いつもの様に寄り添ってあげて下さいませ。」
御意という3人の声が揃うと緊張感がとかれ、それぞれ立ち上がり絢蘭達より一歩下がった位置に着いた。
か「先程は突然移動お願いしてしまいもうしわけございませんでした。それには理由がございまして、もうご存じかもしれませんが、絢蘭様には特別な鎹鴉が付きます。そのためその場での混乱を避けるために、別室で待機していただいきました。」
突然耀哉がパンパンと両手を叩いた。
すると一羽の鴉と真っ白な毛並みの中に金色の毛が混じった鷹が現れた。
そして鴉は無一郎の方に、鷹は絢蘭の肩に優しく舞い降りた。
き「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます。先程いた者達にも一羽ずつついておりますし、風柱様や水柱、蟲柱様にもついております。」