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鏡越しの体温【リヴァイ】

第4章 声


この前のは何だったんだろう、、

今日は休日で朝起きてから姿見の前に立ちじーと見つめながら考える。

しかも、姿だけじゃない…薄らだけど声まで聞こえてきて…
幻覚?でも見えてるのかな…?

だとしたら私…相当疲れてる?

サーと血の気が引くのと同時にベッドの上に置いてあるスマホが部屋に鳴り響いた。

ん?誰だろう…?


そう思いながらスマホを手に取ると、着信相手はエレンだった。

急いで受話器ボタンをタップし、耳に当てる。


「…あ、もしもし?」

『?今大丈夫か?』

「うん!大丈夫だよ。どうしたの?」


そう聞くとエレンは心配そうな声色で聞いてきた。


『いや、あれから鏡どうなったかなって気になってさ…なんか変わった事とか変なこととか起きてないか?』

「…変なこと…」


まあ起きていますとも…。
でも…信じてくれるかな、、

鏡の中に違う世界があって…あまり見ない服装した男の人が居て最近ではハッキリではないけど声も聞こえてますって…。

……、うん、やめよう。絶対おかしいって思われる…


『…??まさか変なこと起きてるのか?』

「ん!?へ!?いや!全く!!大丈夫だよ!」


いきなり黙ってしまったせいかエレンはより一層心配の色を見せるから私は慌てて答えてしまう。
逆にそれがエレンには怪しいって思ったようで、、、


『本当に?なんか隠してないよな?』
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