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【ヒロアカ】マイスーパーヒーロー

第3章 変化


俺は、、、何をやってんだ。
自分の都合をアイツに押し付けて、アイツの話も聞こうとしないで。

いつの間にか、皆アイツを認めてる。
俺だけがアイツのこと分かってるつもりになって。
俺が寝てる間に、色々と変わってきてることも知らねぇで。


「ダセェ、、、」


この怪我をした時も真っ先に浮かんでたのはアイツの顔だった。
俺が守らねぇとって。
早く戻らねぇとって。
アイツが泣いてるんじゃねえかって。
見送られる時、泣きそうな顔してたアイツの顔が忘れられなかった。
だからって、おかしいよな。



あぁ、こんな気分はいつ以来だ。
俺だけ置いてけぼりくってるみたいだ。



『私、考えたんです。どうしたらダイナマイトと肩を並べて一緒に戦えるかって』

そういや、あれはどういう意味だったんだ?
俺と一緒に戦う?
それって、、、



爆豪が考えこんでいると、また小さな溜息が聞こえた。

「はぁ、、、」


アイツ、また溜息なんかつきやがって。



まさか、無理、してんじゃねェだろうな、、、?



戸惑いながらカーテンに手を伸ばす。
何と声をかけるかはまだ決めていなかった。
そもそも真っ先に否定した自分が声をかけていいのかも分からない。


だけど、それでも、、、


カーテンに手をかけようとした時。


そろそろとカーテンが開いた。


「は、、、?」


「、、、ダイナマイト」


そこにいたのはさくらだった。
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