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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第2章 小テスト


そしていざ小テストの時間になったのだが、いつもの英語教師ではなくエトがやって来た。ちなみにエトはクグラの実兄だがこの高校の教師なのである。
クグラ「げっ…!!なんで兄さんが!?」
エト「今日は担当の先生が急病の為この時間は私が担当することになった。聞いてると思うが小テストをやるので教科書をしまうように!」
エトは一人一人答案用紙を配っていく。なぜ一人一人かというと教科書をちゃんとしまったか確認の為でもある。
カンナギ「おい!涼子どうするんだよ!エト先じゃ絶対突っ込むぜ!?」(コソコソ)
「知らないわよ!まさかエト兄ちゃんが来るなんて思わないもん!しゃーないから、股間から謎の体液がちょくちょく出るんで当ててますとか言っとけば?」(コソコソ)
カンナギ「んなこと言えるかよ!」(コソコソ)
エト「ん?お前達なんだこれは?」
やはりナプキンを突っ込まれた。ちなみに席はクグラ、涼子、カンナギの順で縦一列に並んでいるのである。
「ん〜と…生理中なんで〜終わったらすぐ替えに行けるように置いてま〜す。」
エト「……クグラとカンナギは?なぜこんな物を?」
クグラ「涼子のバッグに入りきらないから預かってます!」
カンナギ「同じく!」
エト「……んなことで誤魔化せると思ったのかー!!」
やはりエトは騙せません。エトはナプキンを開けカンニングペーパーであることを確認した。
カンナギ「あちゃー…やっぱり騙せなかったか。」
「だから言ったじゃん!股間から謎の体液がちょくちょく出るんですって言えって!」
カンナギ「んなこと言えるか!変態だろうが!」
「何を言うの!?男が我慢汁垂らすのはごく普通のことじゃない!」
カンナギ「何もないのにちょくちょく垂らすとかねぇから!」
クグラ「おい!お前ら…ヤバいって…。」
「ん?……あっ、かなりお怒り?」
エト「当たり前だ!お前ら三人今から生徒指導室へ来い!他の者は小テストを始めるように!」
そしてバカ三人は生徒指導室で説教されることになった。もちろんテストは0点です。
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