• テキストサイズ

【復活×咎狗】Crossing fate【男主】

第2章 気付けば廃墟の中で







『こちら本部、A班聞こえるか?』

『こちらA班、ばっちり聞こえてるぜ』

『B班、そっちは?』

「……………」

『おい、恭弥……』

「こっちも大丈夫だ、ディーノ。問題ない」

『ヒロか。了解だ』



機械的な雑音が混ざる会話の中、ヒロは一向に問いかけに応えようとはしない人物からトランシーバーを奪い取ると、手短に用件だけ伝える。

そして近くにいた別の黒いスーツを纏った男に投げ渡すと、元の持ち主を見た。





雲雀恭弥、22歳。

ボンゴレファミリーの雲の守護者にして、ボンゴレ最強の戦闘力を誇る持ち主。



そしてもう一人。



雲雀ヒロ、20歳。

恭弥の弟であり、ボンゴレファミリー大空の守護者専属の従事者。

現ボスである綱吉のみに付き従う者だ。



だがそれを兄の恭弥が許す筈はなく、ヒロはいつも恭弥と行動を共にしていた。




/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp