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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第7章 計画



株式会社 万国は、シャーロット リンリンが社長であり、グループ会社のトップにいる。
その下の子会社は、全てリンリンの子供達が経営している会社だ。

そして、それは表向きの姿であり、シャーロット家は裏業界を全て牛耳っていると噂されている。

その理由も、"シャーロット家に逆らったら、政治家だろうが命はない"と言われているからだ。


株式会社 万国のグループ会社の中でトップの売上と人気を誇るのは
カタクリのメインドーナツと、
弟のクラッカーの経営するビスケット専門の会社、
妹のスムージーの経営するスムージー専門の会社だ。
この3つの会社が常にトップ3を独占しているため、巷では"スイーツ3将星"と言われている。

ちなみに1番人気はカタクリの"メインドーナツ"だ。


カタクリは自分の会社でも調べられそうにない場合、シャーロット家お抱えの人間に頼み、会社でも調べられない情報を探らせている。



カタクリはデスクに置かれた、タマゴ男爵からの報告書へ目を通す。

秘書「(タマゴ男爵様が来たということは、)

社長、私は失礼します。」

カ「いや、大丈夫だ。コレに目を通してくれ。

今丁度話していた内容の不明な点だ。

全て書かれてる。」

秘書「・・・・・・!コレはっ!」

カ「予想が現実になったな。

タマゴ、ご苦労だったな。」

タ「なんてことないでソワール。

また、何かあったら対応するシルプブレ。」

そう言って、タマゴ男爵は社長室から出ていった。

カ「お前に頼みがある。

・・・あの計画を実行する。」

秘書「はい。直ぐに取り掛からせていただきます。」

カ「期間は、来月の15日から翌月の11日までの4週間。

移動や案内などあるから、実際は前日の14日から翌月12日までの期間になるな。

年末年始が絡むが関係ない。

協力してくれたら報酬と、椿姫がいない分の損害は支払うと言え。
それでも渋る様なら、この報告書を使って脅せ。

"うち(シャーロット家)を敵に回したくなかったら、素直に従った方が身のためだ"と」

秘書「はい。」

カ「それと、この情報は必ず小林から椿姫本人にも話をする事。

はぐらかされたら、たまったもんじゃねぇからな。」

秘書「よく、言っておきます。」


こうして、椿姫の新たな運命が開かれるのであった。

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