社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第31章 心強い相談相手
彰子「それほど椿姫ちゃんに本気だってことよ?
恐らく、カタクリさんにとって椿姫ちゃんは、今まで会ったことの無い人なんだと思うゎ。」
『・・・それは納得できますね。』
彰子「・・・椿姫ちゃん、もしかしてカタクリさんの素顔を見たの?
いやいや、付き合うなかまで行ってるんだから、そりゃあ素顔は見るわよね?
どうだったの?
イケメンだった?」
『///////
(いくら彰子ママでもカタクリさんの素顔は言えない・・・と言うより言いたくない!
カタクリさんの素敵な素顔を知ってるのは、私だけが良い!!)
さ、さぁ、どうでしょうね?』
彰子「あら?教えてくれないの?
意地悪ね。
でも・・・顔、真っ赤よ?
余程椿姫ちゃん好みのイケメンなのね?
羨ましいゎ。」
『わ、私、別に私好みのイケメンだなんて////』
彰子「顔に、出てるわよ?
よっぽど他の人に知られたくないの?カタクリさんの素顔。」
『っ!・・・/////
バレバレなんですね。』
彰子「だから、何年一緒にいるって言うのよ?
まぁ、言いたくないなら言わなくて良いわ。」
そこに注文していたドリンクとお茶菓子として頼んでいたケーキが運ばれてきた。
店員が2人の前にそれぞれ注文したものを置き、確認すると2人のもとを離れた。
『ところで・・・彰子ママ、今日はどうして東京に来たんですか?
お店は?』
彰子「あぁ~そうね、そういえばまだ説明していなかったわね。
あのね、お店の改修工事があってね、しばらくお休みなの。」
『え?休みって?
改修工事ってそんなに何かありましたかね?
修理するところなんて・・・』
彰子「この説明は、まず先月の椿姫ちゃんがこっちに来ることから始まるわ。
あの日にお店がフランチャイズから直営店に変わったでしょ?」
『はい。私がもとのあの会社を辞める宣言したタイミングで、メインドーナツ本社が買い取りというか取り込みというか、飲み込んだような感じでしたね。』
彰子「そう。それで、その後にカタクリさんが関係するところに挨拶に回ったりして、後日手続きをしたんだけどね。
うちは書類すぐ出したんだけど、先方の処理に時間がかかってね〜。
なんとか正式にメインドーナツの直営店としての手続きを終えたわ。」