第11章 二度目の新婚旅行、の巻
「……翔くん、カッコイイ////」
「え?」
紳士を見送っていたら、智くんがぼそっと呟いた
見れば、赤らめた顔をぽわんとさせて俺を見ている
「…僕、一個も解んなかったんだけど…何を話してたの?」
「ん?あぁ
何か自分の持ってるチケットがこの搭乗口で良いかって訊かれて、そうだって教えてあげたんだよ」
「へぇ〜///」
智くんそんな…お目めをキラキラさせて(笑)
「そんだけ?」
「え?…ああ、後ね…」
俺はすっかり恋する乙女みたいな顔をしている智くんの肩を抱き寄せた
「智くんのコト恋人かって訊かれたからそうだって言ったら、大事にして下さいねってさ」
「そんなコト話してたんだぁ〜…すごぉ〜ぃ////」
それを聞いて、智くんのお目めは更にキラキラMAX(笑)
(これでちょっとは汚名返上出来たかな?)
大学で真面目に英会話を勉強してて良かったと、つくづく思いました(笑)